餃子を買うと美味しく焼く方法が書いてあることが多いので、基本的にはパッケージにある説明通り調理するのがよいでしょう。
説明通りやってもなかなかパリッと美味しくできないことが多いのであれば一度この記事の方法をお試しください。
チェックポイント
片栗粉
最近の冷凍餃子は水だけで簡単に調理できるように、片栗粉が餃子の周りにまぶされている物が多いです。
そういったものを片栗粉入りの水で調理するとねちょねちょになってしまうので、パッケージにある調理方法で水だけでよいか、片栗粉を入れた方が良いかの確認をしてください。
フライパン
IHの強い火力で変形しにくいようにフライパンの真ん中が少し盛り上がっているもの、或いは変形してしまって平らじゃないフライパンで餃子を焼くと、蒸し焼きにする時に水がある場所無い場所ができやすく均等に焼くことができないので料理が難しくなります。
真ん中だけが少し膨らんでいる形状のフライパンであれば、フライパンの真ん中に餃子を乗せない様に配慮しておけばよいでしょう。
パリッと仕上げるには
餃子だけに拘わらずパリッと仕上げるには冷たい素材を高温の油で調理することが必要です。
具材は調理直前まで冷蔵庫や冷凍庫に保管しておいて準備が出来たらさっさと調理しましょう。
餃子を焼く
餃子を15個ほど焼く時の説明です。
今回使用した餃子は「餃子計画 冷凍生餃子」です。
1.フライパンを熱してごま油を大さじ1杯入れて伸ばします。
2.火を弱火にして餃子を並べていきます。
3.餃子を並べ終えたら中火にして1分ほどそのまま焼きます。
4.水又は片栗粉入りの水を150cc入れてからフタをして少し強火にして水が殆どない状態になるまで蒸し焼きにします
5.フタを取って中火に戻して残りの水分を飛ばします。
ジュワーっという音からピチピチピチッと油が跳ねるような音に変わってきます。
6.水分がなくなり底がこんがりきつね色に変わったら、少量のごま油を鍋肌から回し入れて30秒ほど焼いて完成です。
フライ返しで取り分けるか、フライパンに皿を被せてからひっくり返すのも良いでしょう。
餃子がフライパンから剝がれにくくてお困りの場合
水で濡らしたフキン(なるべく冷たいほうがよいです)を用意して、上記説明6で完成後にフライパンを濡れたフキンの上に乗せてください。
5秒ほどで結構です。
フライパンを一気に冷やすことでフライパンが少し縮み、フライパンと餃子の間に隙間ができて剝がれやすくなるという原理らしいです。
そもそも、何をやってもこびりついて取れなくなるようなフライパンでは意味は成しません。
また、このやり方はフライパンにとってあんまり良いものではない気がするので、普通に餃子を取って盛れるのであればやる必要はありません。
焼き上がり例
上手くできた時はお店で出てくる餃子のように羽根がいい感じに広がってこんがり美味しそうです。
少量しか作らない場合でも、水やごま油の分量を減らすだけで基本的には何も変わりません。
少量の場合は小さなフライパンで作る方が調理しやすいです。
こがし加減は好みでしょうが、焼き目は多少焦げた方がパリッと仕上がりますし特に焦げ臭さはありません。
全く焦げない様にとなるとやはり出来上がりがふにゃっとしてしまいますよね。
最初にも言いましたが、水が均等に蒸発するフライパンの方が調理も簡単です。
おしまい。